Home AZCO D&Mチャンネル 熟年だけじゃない“夫源病”その傾向と対策【第77回 AZCO D&Mチャンネル】

熟年だけじゃない“夫源病”その傾向と対策【第77回 AZCO D&Mチャンネル】

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【ライフアップカウンセラー 井上房代】


先ごろタレントの上沼恵美子さんが“夫源病”が原因で、夫と別居状態であると報じられ、話題になりました。(後日、夫源病ではないとのコメントがありましたが・・)

“夫源病”とは、夫が原因で妻の心や体が不調になる病気です。夫の何気ない言動に対する不満、あるいは夫の存在そのものが強いストレスとなって、イライラしたり、憂鬱感や不安感を抱いたりするなどの精神的症状や、吐き気、頭痛、食欲不振、動悸、不眠などの身体的症状を引き起こします。重症化すると、うつ病や胃潰瘍、高血圧になることもあると言われています。 (注:夫源病は医学的な病名ではありません)
夫源病は夫の定年退職をきっかけに増えるため、熟年層に多いと言われてきましたが、最近では若い子育て中の女性たちの間にも広がりをみせており、中には「離婚」を考える人もいるということですから、私たち離婚カウンセラーもきちんと準備をしておかなくてはなりませんね。そこで、岡野先生にアドバイスのポイントを教えていただきました。先生は、夫へのイライラを我慢して溜め込んでしまうことが一番良くないとおしゃっています。

①互いに言い合う時間を作る(プチ喧嘩)
そもそも夫源病は、夫婦の会話がなくなることから始まります。自分の気持ちを素直にぶつけると、相手も反論してくるでしょうから、当然喧嘩も起こるでしょう。ですが、気軽に本音を言い合える関係を築くことは、意思の疎通を図る上でとても重要です。
ここで注意することは、いきなり切り出すのではなく、改まった日を作って(記念日など、あえて時間を作る)ちゃんと話し合うということが大切だとおしゃっています。

②プチ家出のすすめ
互いに言い合う時間を作っても、上手く意思の疎通が図れなかったり、「夫がそばにいるだけで不快」というように夫源病が悪化してしまった場合には、一時的に夫から距離を置く「プチ家出」が2つ目の対処法です。家出といっても、互いに頭を冷やすことが目的ですから、2~3日実家へ帰ったり、友達と旅行へ行ったりするなど少し家を空けてみると、互いが冷静になれて、夫の気持ちにも変化が生じ、妻に対する態度も変わってきます。

夫だけじゃない、妻が原因の「妻源病」もあるってご存知ですか?
まさに“夫源病”の逆パターン。夫源病同様、一人でストレスを抱え込まないことが大切です。夫婦が互いのペースを尊重し、本音を言い合いながら楽しく健康で暮らせる関係が築けるよう、これを機に一度夫婦関係をじっくり見直すことが必要なのかも知れませんね。


岡野あつこがお送りするAZCO Divorce&Marriageチャンネル

NPO法人日本家族問題相談連盟が離婚カウンセラーやマリッジカウンセラーのスキルアップのために学びの場所を提供するための番組です。

特定非営利活動法人日本家族問題相談連盟が配信致します。

出演:岡野あつこ、笠原ノリ子、井上房代

2018/09/05 公開

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